小千谷市議会 > 2015-09-18 >
09月18日-04号

  • "民生産業委員会委員長報告"(/)
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  1. 小千谷市議会 2015-09-18
    09月18日-04号


    取得元: 小千谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成27年  第3回 定例会            平成27年小千谷市議会第3回定例会               平成27年9月18日(金曜日)                                             ◎議事日程 第12号                                  第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 「議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について」    の訂正について                                  第 3 議案第40号 小千谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について     第 4 議案第41号 小千谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について第 5 議案第42号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について        第 6 議案第43号 平成27年度小千谷市一般会計補正予算(第2号)について       第 7 議案第46号 平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算認定について        第 8 議案第51号 平成26年度小千谷市ガス事業会計決算認定について          第 9 議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について  第10 議案第53号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計の利益の処分及び決算認定につい           て                                 第11 議案第54号 平成26年度小千谷市下水道事業会計の利益の処分及び決算認定について            ……以上9件一括上程 総務文教委員長報告              第12 議案第44号 平成27年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について 第13 議案第45号 平成27年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について   第14 議案第47号 平成26年度小千谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  第15 議案第48号 平成26年度小千谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について    第16 議案第49号 平成26年度小千谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 第17 議案第50号 平成26年度小千谷市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について             ……以上6件一括上程 民生産業委員長報告              第18 発議案第6号 学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額           ・拡充を求める意見書                        第19 請願第 3号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増           額・拡充を求める意見書」の採択に関する請願             第20 閉会中の継続調査の申し出について                                                                      ◎本日の会議に付した事件                                日程第 1 会議録署名議員の指名……………………………………………………………………140日程第 2 「議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定につい      て」の訂正について………………………………………………………………………140日程第 3 議案第40号 小千谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について   日程第 4 議案第41号 小千谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定につ             いて                              日程第 5 議案第42号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について      日程第 6 議案第43号 平成27年度小千谷市一般会計補正予算(第2号)について     日程第 7 議案第46号 平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算認定について      日程第 8 議案第51号 平成26年度小千谷市ガス事業会計決算認定について        日程第 9 議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について日程第10 議案第53号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計の利益の処分及び決算認定に             ついて                             日程第11 議案第54号 平成26年度小千谷市下水道事業会計の利益の処分及び決算認定につい             て                                            ……以上9件一括上程 総務文教委員長報告………………………141日程第12 議案第44号 平成27年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につい             て                               日程第13 議案第45号 平成27年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について 日程第14 議案第47号 平成26年度小千谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第15 議案第48号 平成26年度小千谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について  日程第16 議案第49号 平成26年度小千谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい             て                               日程第17 議案第50号 平成26年度小千谷市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について             ……以上6件一括上程 民生産業委員長報告………………………154日程第18 発議案第6号 学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の             増額・拡充を求める意見書……………………………………………159日程第19 請願第 3号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成             の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する請願………………161日程第20 閉会中の継続調査の申し出について……………………………………………………161                     ◇◇◇                     ◎出席議員(16人)   1番   森  本  恵 理 子  君   2番   住  安  康  一  君   3番   駒  井  和  彦  君   4番   大  矢  弘  光  君   5番   佐  藤  栄  作  君   6番   上  村  行  雄  君   7番   内  山  博  志  君   8番   佐  藤  隆  一  君   9番   長 谷 川  有  理  君  10番   阿  部  正  行  君  11番   久 保 田  陽  一  君  12番   山  賀  一  雄  君  13番   田  中     淳  君  14番   本  田     剛  君  15番   久 保 田  久  栄  君  16番   風  間  順  一  君                                             ◎欠席議員(なし)                                             ◎説明のため出席した者  市  長  大  塚  昇  一  君  副 市 長  山  﨑     淳  君  総務課長  渡  邉  辰  男  君  企画政策  大  塚  良  夫  君  課  長  地域振興  大  矢  敏  之  君  課  長  危機管理  草  野     薫  君  課  長  税務課長  長 谷 川  秀  樹  君  市民生活  田  中  俊  明  君  課  長  社会福祉  樋  口  雅  春  君  課  長  保健福祉  池     昭  一  君  課  長  農林課長  岡  村  忠  栄  君  商工観光  水  内  弘  明  君  課  長  建設課長  羽 毛 田  昌  敏  君  消 防 長  安  藤  高  志  君  会計管理                 者兼会計  平  澤  正  代  君  課  長                 教 育 長  松  井  周 之 輔  君  教 育 委  和  田  顕  雄  君  学校教育  課  長  教 育 委  野  澤     敏  君  生涯学習  スポーツ  課  長  監査委員  佐  藤  昭  夫  君  監査委員  佐  藤  甲  三  君  事務局長  ガス水道  佐  藤  忠  之  君  局  長                                             ◎職務のため出席した議会事務局の職員  議  会  西  脇  直  樹  君  事務局長  次  長  山  川  正  則  君  参  事  風  間  光  子  君  主  幹  佐 々 木  秀  信  君                     ◇◇◇ △午前10時00分開議 ○議長(久保田久栄君) これより本日の会議を開きます。   ただいま出席議員16人、全員出席で定足数に達しております。   議会運営委員長の報告を求めます。   山賀一雄君。               〔12番 山賀一雄君 登壇〕 ◆12番(山賀一雄君) 御報告申し上げます。   本日午前9時30分から議会運営委員会を開催し、本日の議事運営について協議いたしました。   本日は、まず議案第52号の訂正についてを議題として、採決を行います。   次に、各委員会に付託された議案等について、各常任委員会委員長の報告を行い、討論の後、採決を行います。   次に、追加議案として発議案1件を上程し、即決でお願いいたします。   なお、請願第3号については、日程第19で採決を行います。   以上であります。 ○議長(久保田久栄君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。よって、朗読を省略いたします。                     ◇◇◇ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(久保田久栄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において2番住安康一議員、10番阿部正行議員を指名いたします。               〔「了承」と呼ぶ者あり〕                     ◇◇◇ △日程第2 「議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について」の訂正について ○議長(久保田久栄君) 日程第2、「議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について」の訂正についてを議題といたします。   本件について、議長宛てに小千谷市長から訂正依頼の通知があり、お手元にその写しを配付してあります。   お諮りいたします。ただいま議題となっております「議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について」の訂正について、許可することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、本件は許可することに決しました。                     ◇◇◇ △日程第3 議案第40号 小千谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について △日程第4 議案第41号 小千谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第5 議案第42号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について △日程第6 議案第43号 平成27年度小千谷市一般会計補正予算(第2号)について △日程第7 議案第46号 平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算認定について △日程第8 議案第51号 平成26年度小千谷市ガス事業会計決算認定について △日程第9 議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について △日程第10 議案第53号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計の利益の処分及び決算認定について △日程第11 議案第54号 平成26年度小千谷市下水道事業会計の利益の処分及び決算認定について……以上9件一括上程 ○議長(久保田久栄君) 日程第3、議案第40号から日程第11、議案第54号までの以上9件を一括して議題といたします。   本9件並びに日程第19、請願第3号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する請願に関して、総務文教委員長の報告を求めます。   本田剛君。               〔14番 本田 剛君 登壇〕
    ◆14番(本田剛君) おはようございます。総務文教委員会委員長報告を行います。   去る8月31日の本会議において、総務文教委員会に付託されました議案第40号から議案第43号まで、議案第46号及び議案第51号から議案第54号まで並びに請願第3号の10件について、本委員会における審査の経過及びその結果について報告申し上げます。   本委員会は9月1日から3日の3日間にわたり開催し、教育長、関係課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。   なお、審査の方法で議案第43号及び議案第46号については、民生産業委員会との連合審査会といたしました。   まず、議案第40号 小千谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   審査の過程では、マイナンバー制度実施情報システムの安全な管理形式について、住民記録ネットワークマイナンバー制度の実施に伴う経費のメリットについて、マイナンバー制度によるデータ閲覧方法と本人同意、プライバシーの確保及び個人番号の利用について、情報管理上の責任について、情報が漏れた場合の対応と罰則規定の有無について、情報漏えい防止のためにセキュリティー体制の管理、点検を第三者に委託することについて、評価書の作成について、個人番号の付番の取り扱いについて、情報システム運用の内部監査の実施について、個人番号を行政が把握する方法について、情報を専門に管理する部署の設置について、個人で確認できる情報の範囲について、個人情報保護委員会の監査、監督の方法についてなどの質疑があり、意見では、安心して使える個人番号制度にしていかなければならないので、わかりやすい広報をしていただきたいというものがありました。討論では、個人に関する情報は、本人以外にむやみに知らせることのないようにすべきであり、プライバシーを守る権利は憲法でも保障されています。これはいわゆるマイナンバー制度導入に関する条例であって、マイナンバー制度が導入されれば個人情報が引き出され、プライバシーを侵害される危険性が高まることは明らかです。また、データ管理を国から委託される企業に、国費を通じて巨大な利権をもたらすことも問題視されています。一方、中小企業などは、従業員などの番号管理、多額の費用負担もさせられ、罰則つきでこの仕事が課せられるので反対というものがありました。採決の結果、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第41号 小千谷市職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   審査の過程では、質疑、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第42号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   審査の過程では、住民基本台帳カードの交付及び手数料について、個人番号通知カードの再交付についての質疑があり、意見はなく、討論では、マイナンバー制度が導入されればプライバシーを侵害される危険性が高まることは明らかで、本人以外にむやみに使えることのないようにすべきであり、反対というものがありました。採決の結果、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第43号 平成27年度小千谷市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。   連合審査の過程で交わされました主たる質疑について、まず歳出から申し上げます。   6款農林水産業費において、地域資源活用支援事業補助金の期間の縛り、通年の申請は可能かについて。   8款土木費において、芋穴の埋め立て数、工法、個人負担及び個人で埋め立てしたくない穴はあるかについて。   歳入では、10款地方交付税において、普通交付税下水道事業費の清算について、全般として、繰越明許費に計上された事業の進捗状況について、認定こども園の補助率のこれまでとの違いについて。   意見はなく、総務文教委員会では討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第46号 平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算認定について申し上げます。   連合審査の過程で交わされました主たる質疑について、まず歳出から申し上げます。   2款総務費において、職員人件費臨時事務員費等の増、正規職員、非正規職員の人数の割合及び雇用形態について、庁舎管理経費電力自由化への対応、LED化の効率について、メンタルヘルス相談の内容及び傾向について、女性リーダー育成を視野に置いた職員研修について、電算システム改修委託の内容について、男女共同参画推進事業の成果について、消費生活相談員充実の実績について、ホームページ維持管理及びアクセス件数の向上、ポータルサイト及びSNSの活用について、車両の更新について、コミュニティFM設立及び情報発信について、FMにいがたのブースの常設について、すこやかコミュニティ育成事業補助金まちづくり活動支援事業補助金復興ネットワークグループ補助金の審査方法及び市民への成果報告について、カーブミラーの保守管理、設置及び経費について、防犯灯の設置経費及び実態把握について、交通安全指導員の増員について、市と安協との役割分担の基準について、マイナンバー制度の実施による戸籍住民基本台帳経費事務機械等借上料について、18歳以上選挙権設立による投票率向上のための今後の啓蒙活動及び投票所の増等について、災害弔慰金支給の対応と開始時期、金額について、旧法務局施設の用途について、西小千谷地区まちづくり基本計画策定業務委託料の内容、具体的な提言及び活用の考え方について。   3款民生費において、福祉サービス適正化委員会苦情相談内容について、地域子育て支援事業の木のこんの人材育成、市内での人材育成、子育て支援相談メールの実績、事務処理等の不備の改善及び取り組み状況による回数増について、保育所トイレ改修、洋式化について、待機児童の状況及び肥満児への取り組みについて、臨時職員の資格取得者の採用及び無資格者の資格取得について、ひとり親家庭等在宅就業支援事業の受講の反響について、高等技能訓練促進事業の継続について、児童遊園整備費補助金の運用について、子育て支援センターの来館者数の減少及びファミリー・サポート・センターの活動件数の減少に対する今後の対応、病後児保育のニーズに対する要望について、生活保護の件数の傾向及び生活保護者の車両の所有について、民生児童委員の定数、充足率及び現行の定数で足りているかについて、放課後児童健全育成事業の実施状況及び新たな実施クラブの見込みについて。   4款衛生費において、精神等の相談業務の増加及び基幹相談支援センター設置等での障がいの相談業務の今後の展開について、自動車事故賠償金の内容について、休日救急診療の実施病院及び新病院での対応について、妊婦健診の状況、傾向について、訪問指導事業での閉じこもり予防、介護家族者寝たきり者認知症者等の対応について、さつき工房等相談員と保健師の連携について、予防接種率50%以上のものについての原因及び子宮頸がん予防接種率が低い理由について、健康センターでの乳幼児健診時の受診場所が狭いのではないかについて、ごみ有料化の検証について、カラス等の駆除の最近の傾向について、環境保全対策について、苦情の発生場所及びレベルについて。   5款労働費において、起業支援型雇用創造事業の内訳について。   6款農林水産業費において、平成26年度の鳥獣被害額及びカワウの被害について、ふれあいの里利用者数、利用料及び5年経過者に対する対応について、農村都市共生推進事業の民泊指導について、長岡地域野菜プロジェクトアグリビジネス活性化推進事業の対応及び小千谷産野菜のブランド化について、農道等補修資材の支給方法及び現場確認の実施について、堆肥センターの冬場の受け入れについて、ベトナムでの錦鯉関連のイベント規模について、農業者等就労施設経費の就労者数の減少について、農業管理センターの今後の利用と経費負担について、市役所庁舎の錦鯉の展示について。   7款商工費において、バス路線運行費等補助事業の補助基準について、おぢやまつりでのまつりごみ収集委託について、山本山中部北陸自然歩道の所管について、闘牛場改修の年度計画での実施について、ふるさと・おぢや検定事業について、観光客数の調査方法について。   8款土木費において、克雪すまいづくり支援事業補助金の件数の推移と今後の見込みについて、利雪・融雪・克雪フェアでの新潟大学、長岡技術科学大学との連携等について、冬期保安要員の配置状況について、予算の流用の考え方及び禁止条項が定めてあるかについて、降雪感知器節水型導入について、公園管理経費草刈り等業務の増額について、国土調査事業の業務体制、予定地区について、表沢川の排水ポンプの設置及び樋門をつくる管轄について。   9款消防費において、緊急情報メール配信サービスへの登録者数、目標数及び啓発について、防災公園の進捗状況について、自主防災組織防災用品整備補助金防災食経費の有無及び防災食のイベントの企画について、柏崎・刈羽原発事故に対する避難計画の進捗状況と避難場所との協議について、緊急告知ラジオの活用について、緊急時のFMながおかを活用した情報を流せるかについて、救急救命士の人数と適正数及び採用について、女性職員の応募、採用について、消防団員数の定員の見直し及び充足しているかについて、無線デジタル化で不備等の有無について、県内消防本部の広域化の編成方針・方向性について。   10款教育費において、町内集会施設等整備事業費補助金屋根落下施設への上乗せの意向について、コミュニティ助成事業の申請書類の書き方等の支援について、小千谷奨学会奨学金の希望者への対応、制度及び対象者について、学生寮の女子入寮、あり方及び学生寮の管理について、いじめ・不登校等対策協議会での課題、要保護児童対策地域協議会の設置について、おぢやっ子教育プランに基づく実践で作成する小千谷の歴史などの副読本の閲覧及び販売について、学校用備品購入費パソコン複写機の台数、単価、契約方法について、各種ソフトのウィンドウズ7、8との対応について、児童事故賠償金の内容について、就学援助事業について、就学支援に対して教育センター等の活用、対応について、学校支援の増額の理由について、小千谷市の理科教育のレベル及び指導について、子供を取り巻く複雑な社会状況での学習障がい等について、南部の小学校の統合及び特別支援学校開校による学校関係経費の推移について、スクールバスの運行距離の基準、部活の利用状況について、ときめきめぐりあい推進事業の取り組みで委託にすることでの問題等及びお世話志隊の活動について、文化財保存事業で小千谷の歴史のわかる施設の検討について、青少年相談員による利用件数、PRについて、西脇順三郎絵画等購入費の内容、所蔵点数、今後の購入、西脇順三郎記念館の入館者数の増に向けた取り組み、ほかの施設との連携及び西脇順三郎氏に対する行政としての取り組みについて、図書購入費の状況、市民要望分への対応、利用者減少に対する取り組み、施設の新設について、図書館外での活動、子供と一緒の図書館利用及び図書館司書職員数について、市民の家整備事業の設計業務委託の予算と執行額の差について、学校給食での防災給食の実施及び学校給食調理コンクールの献立の給食への範囲について、こいこいスポーツクラブの支援、位置づけについて、総合体育館でのバスケットのトップリーグ利用について、管理公社等をつくり、専門的に体育施設管理を行うことについて、社会体育分野と生涯学習分野を分けた職員体制にすることについて、総合体育館の夏の利用者の減少への対応について、市民プールの冬期間利用の検討について、小中学校の図書の購入状況と司書教諭の配置状況について。   歳入では、1款市税において、固定資産税の震災特例について、不納欠損の内容及び対応について、軽自動車税の田植え機の課税の滞納状況について、地震後の地目変換による固定資産税の減少の有無について、新潟県徴収機構で対応する滞納案件について。   11款交通安全対策特別交付金において、交付金の減少の理由について。   12款分担金及び負担金において、民生費負担金の保育所広域入所者負担金の内容と他市への負担状況について。   13款使用料及び手数料において、農業者等就労施設で東山の施設の今後の借り手の見込みについて、白山運動公園の管理事務所、クラブハウスと千谷運動公園の多目的広場の使用の減少の現状分析及び必要性、有効利用について、学校使用料で総合支援学校の使用が少ないことについて、戸籍の本人通知制度の導入について。   16款財産収入において、法定外公共物の売り払いの経過について、利子及び配当金の株式配当金4件の額面、額面の推移状況の把握について、株の取り扱いに係る将来的な考え、株主優待券の有無、株主総会への出席について、環境うるおい基金の運用状況について、歳計現金不足時に補う基金の繰りかえ運用必要額について。   意見として、出産の過程がわからないとか産後鬱が夫に理解されず、家庭不和になっているとの声があるので、父子教室を開催してもらいたい。農地費での原材料費や防災経費での防災食について、その支給に当たってはこれまで以上に予算執行について管理し、支出していただきたい。まつりごみ収集について、できれば神社関連の観光事業に関しても実施団体とともに今後もその対応について協力体制をお願いしたい。利雪、克雪の仕組みを小千谷市に根づかせる必要がある。新潟大学、長岡技術科学大学とも協定を結んでおり、その専門家と交流する中で市内のメーカー、事業所とも協力し、市民及び県内外にこの仕組みをアピールしていただきたい。予算の執行について、流用を否定するものではないが、事業の内容等目、節まで審査をしながら款、項の予算を認めているので、その執行について十分注意していただきたい。子供たちが本を楽しむために、図書館の1階を使いやすいスペースに変えるよう抜本的な改革の検討をいただきたい。廃校の学校図書の有効活用を考えていただきたい。小千谷奨学会に対して、学生寮の女子入寮の検討と特定の職業、専門職種への奨学金対応の検討をお伝え願いたい。ときめきめぐりあい推進事業に関して、限られた予算であるが、仲人的役割となる人をふやすなどしてこの事業を進めてほしい。税の徴収においては、人権を侵害しないようにお願いしたいというものがありました。   総務文教委員会においては、討論として、地方自治体が市民の福祉増進のために防波堤となって市民の暮らしを守る必要があります。小千谷市は財政調整基金が40億を超えてあり、それを活用すれば消費税率アップは吸収することができるはずです。小千谷市は消費税を生活関連の公共料金や利用料、手数料などにそっくり上乗せをして市民に負担を強いました。また、我々が要求している国保税や介護保険料、利用料の大幅な負担軽減のために一般会計からの支援など庶民の声が反映された決算とはなりませんでしたので、反対というものがありました。   採決の結果、起立多数で認定すべきものと決しました。   次に、議案第51号 平成26年度小千谷市ガス事業会計決算認定について申し上げます。   審査の過程では、大口需要家の供給量が減少した主な要因及び今後の傾向と把握について、経営安全率の低下による料金改定の検討について、新病院及び進出企業へのガス使用の営業について、北陸ガスとの価格差の宣伝活動について、病院統合による供給量への影響について、経営安全率の下限値及び固定費の削減対象経費について、液化天然ガスの価格の動向及びガス料金への影響について、原料価格の見直しに伴う料金改定見込みについて、監査委員の審査意見書にある健全経営のために行う特段の努力の取り組みについて、原料購入価格について卸元企業との折衝方針について、自己資本比率が低下した理由についてなどの質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく認定すべきものと決しました。   次に、議案第52号 平成26年度小千谷市水道事業会計の利益の処分及び決算認定について申し上げます。   なお、市長より、議案の訂正について申し出がありましたので、議会において許可したとみなし、審査をいたしました。   審査の過程では、有収率の低下及び無収水量の増加の原因について、経年管布設替工事の実施状況について、大日沢地内の漏水による水道管布設替工事の状況と漏水の原因について、地盤沈下における水道管布設替工事の方法について、企業債の借りかえについて、放射性物質が高レベルな汚泥の保管量と処分方法について、損害賠償金の内容と今後の支払い見込みについて、基幹管路耐震化率と耐震化計画及び目標達成見込み年度についてなどの質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決及び認定すべきものと決しました。   次に、議案第53号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計の利益の処分及び決算認定について申し上げます。   審査の過程では、営業収益が減少した具体的な理由と基本契約水量変更の有無について、損害賠償金の入金時期についての質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決及び認定すべきものと決しました。   次に、議案第54号 平成26年度小千谷市下水道事業会計の利益の処分及び決算認定について申し上げます。   審査の過程では、水洗化率と率向上のための取り組みについて、汚水処理原価が低下している理由と使用料への影響についてなどの質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決及び認定すべきものと決しました。   次に、請願第3号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する請願について申し上げます。   審査の過程では、私立高等学校の運営における利益について、私立と公立の高等学校の施設設備、環境の格差について、学費の公立と私立の高等学校の負担差の限度額について、私立高等学校を希望して進学することに対する助成の考え方について、私立高等学校の教育役割と支援の必要性について、県内の私立高等学校数、生徒数及び県の助成受給者数について、経済的に苦しい人の進学への考え方について、教育条件の格差の具体的な内容について、当市における私立高等学校生徒数の人口比率及び学校別比率についてなどの質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく本請願は採択すべきものと決しました。   以上で総務文教委員会に付託されました議案第9件及び請願1件についての委員長報告を終わります。なお、不足の点は、委員各位より補足をお願いいたします。   以上でございます。               〔「議長、休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 暫時休憩いたします。午前10時40分  休憩            午前10時42分  開議 ○議長(久保田久栄君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ○議長(久保田久栄君) 本田剛君。 ◆14番(本田剛君) 先ほどの委員長報告の中で、第2款、ページで4ページでございますが、下から5行目でございます。「18歳以上選挙権設立」と言ったそうでございますので、「成立」に訂正していただきたいと思います。   そして、次のページでございます。5ページの4款衛生費において、下から6行目、本当は「予防接種率50%以下」でございますけれども、「50%以上」と言ったそうでございますので、それを「50%以下」に訂正をよろしくお願いします。   それともう一つ、9ページの意見として、2行目の「父子」と私はそう言ったそうでございます。「父母」の間違いでございますので、それを訂正してもらいたいと。   そして、最後の12ページの委員長報告で、「以上で総務文教委員会に付託されました議案9件及び」というのが正しいそうでございます。「第」と読んでしまったので、訂正させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(久保田久栄君) ただいまの委員長報告に対し、補足説明はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、発言を許します。   7番内山博志君。               〔7番 内山博志君 登壇〕 ◆7番(内山博志君) 私は、議案第40号 小千谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例、議案第42号 小千谷市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。   これは、いわゆるマイナンバー制度導入に関する条例であります。この制度の狙いは、庶民の課税強化と社会保障給付の削減が狙いだと私は考えます。もともと今回のマイナンバー制に類する共通番号制導入を求めてきたのは、財界、日本経団連でした。富裕層は、資産管理会社をつくり、堂々と合法的な資産逃れをしていると言われております。幾らマイナンバーになったからといって、富裕層の課税強化にはなりません。本来個人に関する情報は、本人以外にむやみに知られることのないようにすべきものであり、プライバシーを守る権利は憲法で保障されております。   マイナンバー制度は、既存の住基ネットとは比べ物にならない大量の個人情報を蓄積し、税、医療、年金、福祉、介護、労働保険、災害補償、結婚、離婚歴などあらゆる分野で使われようとしております。役所への申請、病院窓口や介護サービスなど、公務、民間にかかわらず多様な主体がアクセスしていきます。これが導入されれば個人情報が芋づる式に引き出され、プライバシーを侵害される危険性が高まることは明らかだと思います。情報が大きければ大きいほどデータは狙われやすくなります。仮にシステムが完璧だとしても操作するのは人間であり、ミスは起こり得るものです。   日本弁護士連合会は、2007年に同様の制度を使用している「アメリカの社会保障番号がプライバシーに重大な脅威を与えていることは広く知られている」、「あらゆる個人情報が社会保障番号をマスターキーとして検索、名寄せ、データマッチングされ、個人のプライバシーが丸裸にされる深刻な被害が広範に発生している」、「社会保障番号を悪用され、なりすましをされたりする被害も広がっている」などとして日本への導入に反対を表明していました。   実際アメリカでは、社会保障番号の流出、不正使用による被害が全米で年間20万件を超えると報告をされております。同様の制度がある韓国でも、06年、700万人の番号が流出し、情報が売買され、大問題になりました。イギリスでは、労働党政権下の06年に導入を決めた国民IDカード法が人権侵害や膨大な費用の浪費のおそれがあるとして、政権交代後の11年に廃止をされております。   また、データ管理を国から委託される企業に国費を通じて巨大な利権をもたらすことも問題視されています。また、中小企業などは、従業員などの番号管理が多額の費用負担をさせられた上、罰則つきで課せられます。このようなマイナンバー制度は中止または延期すべきと考え、以上の理由でこの条例には反対をいたします。   続いて、議案第46号 平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論いたします。日本の平均賃金が20年間下がり続け、100万円も下がっているといいます。その原因に、財界の要請に基づき政府が進めてきた賃金の低い非正規雇用者の増加です。市役所の職員も31%を超え、臨時職員が市政の一端を担っております。今や日本の雇用者全体の約4割が非正規雇用者になったといいます。私は、ノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が受賞後話された言葉が印象に残っています。「自分の研究室にいる人たちは、ほとんどが非正規雇用で不安定な立場の人たちだ。これではいけない」という内容のものでした。こういう状態をまだ進めようというのが今国会で強行されました労働者派遣法です。   平成26年度は、庶民の暮らしが大変な中、安倍政権は消費税を5%から8%に引き上げました。年金などの削減でダブルパンチの負担増となりました。安倍内閣のアベノミクスに期待していた人たちもいたことでしょうが、その恩恵が庶民に回ってきたという話は聞かれません。小千谷市の市民税収入を見ても法人税が前年比11.9%プラスしていますが、市税の30%近くを占める個人市民税は前年比3.9%のマイナスです。収納率も落ちています。軽自動車税の2.7%の伸びは、いかに暮らしの負担を少なくするか、市民の苦しいやりくりをうかがわせます。   安倍政権は、大企業、大資産家優遇の政治を進め、資本金10億円以上の大企業の内部留保は財務省の法人企業統計調査、先般の9月1日発表で299.5兆円にもなっています。アベノミクスの恩恵で、わずか2年で27兆円増加しました。そこでは、働く労働者は1%の賃金上昇だけでした。富を一部大企業がひとり占めしていると言ってもいいと思います。大資産家も、これまでの所得の最高税率引き下げ、配当所得の低率課税など桁違いの富を享受しております。富の再配分機能を働かせるために、応能負担による税制度と社会保障制度が必要であると思います。しかし、現在これらの制度の欠陥から所得格差は広がるばかりというのが今の現状です。   そういう中で、庶民には臨時特例給付金などわずかな一時金の支給があっても、逆進性の強い消費税の増税や社会保障費削減、やっと暮らしている生活保護世帯へは生活扶助費の削減、期末一時扶助の減額など弱い者に負担を強いる非情な政治になっております。そういうときにこそ地方自治体が市民の福祉増進のために防波堤となって市民の暮らしを守る必要があると私は考えます。   小千谷市には財政調整基金が40億円を超えてあります。それを活用すれば、消費税率アップの分は吸収することができたはずです。近隣の自治体では、料金等の据え置きを実施しているところもあります。しかし、小千谷市は、消費税を生活関連の公共料金や利用料、手数料などに上乗せして市民に負担を強いました。また、我々が要求している国保税や介護保険料、利用料の大幅な負担軽減のために、一般会計からの支援など庶民の声が反映された決算とはなりませんでした。よって、平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算には反対をいたします。   以上です。 ○議長(久保田久栄君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。   田中淳君。               〔13番 田中 淳君 登壇〕 ◆13番(田中淳君) 私は、議案第40号、そして議案第46号に賛成の立場で討論をさせていただきます。   まず、議案第40号 小千谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について賛成の立場で、このいわゆるマイナンバー制度についてはるる考えはおありだと思います。しかしながら、余りにも個人情報、その漏えいばかりが集中的に取りざたされて、本来の目的が気薄になっていると感じられます。   この制度によるメリットを私なりに整理をさせていただきました。身近なところでは、引っ越し等住所の変更の際、書類手続が簡素化されると。今後予測される将来の可能性として、企業と結ぶことにより、複数の収入先を持つ場合、正確な所得を把握することができる。所得に応じた課税、年金、社会保障が可能となる。要は実態に近くなるということだと思います。現在高額のの医療費や介護費は、一時本人の立てかえが必要で後日精算といったことであります。導入後はカードを利用することで個人の所得が把握できるため、立てかえが必要なくなるのではないかと考えます。年金の問題や確定申告の際の国保控除額などは、必要なくなると考えられます。災害時には個人の特定が迅速となり、特に生命に係る医療、医薬の活用が図りやすくなる。   情報漏えいや個人情報を使っての犯罪が懸念されております。先進諸国の事例を踏まえ、日本だからこそ安全で国民に信頼されるシステムが構築されるものと私は期待しております。人物特定がしやすくなる個人番号制度は、人為的ミスの軽減を図り、今後必要となることは必定であります。   以上の理由をもって議案第40号の賛成討論といたします。   続きまして、議案第46号。私は、この議案第46号 平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。   一般会計では、歳入の総額は市町村民税や固定資産税等の減少、また消費税の8%増税前の前年度での駆け込み需要等が重なり、前年度比3.9%減の180億5,500万円余りとなり、一方歳出は前年度比3.7%減の176億2,040万円余りで、繰り越された前年度実質収支を差し引いた単年度収支は859万1,000円の黒字となっております。   一方、財政調整積立金を加味した実質単年度収支は、庁舎の免震事業等の財政支出により3億2,814万7,000円の赤字という結果でありました。それでも各基金全体の保有額は80億1,147万3,000円であり、一般、特別会計の会計年度終了後から出納閉鎖日までを加味した基金残高は81億7,793万2,000円となっており、財政運営上の基軸として安定した積立金高を維持しております。   財政分析において、財政構造の弾力性、自主性のポイントが若干弱含みであるものの、行政運営の体力とも言える財政力指数は震災後安定しており、公債費比率、起債制限比率といった将来負担などは年々数値が減少しており、そうして健全な数値を維持しており、今後の安定した財政運営に資するものと判断いたします。   歳入では、財産収入において、中央でのアベノミクス効果に後押しされ、日経平均株価の上昇に呼応する形で有価証券の配当が増額しております。   また、基金利子においても、平成25年から能動的運用をされており、国債の金利が商品によりマイナス金利をつけている中で、ローリスクにシフトをとりながらこの結果を生み出していることに対し、評価すべきものであると考えます。近年、エネルギー開発の指向が多様化しており、配当金や利子に限定せず、広い視野と情報を得るためにも株主総会への出席も今後は積極的に努めていただきたく、意見として申し述べます。   また、夢の架け橋基金、いわゆるふるさと納税についても、金額にして前年度比約2.5倍の御寄附をいただくことができ、件数の増加もあり、多くの方々から関心をいただいていることが数値にあらわれており、評価できるものであります。今後ともふるさとを思い描かれるようなさらなる発信力の向上に努められますよう望んでおります。   歳出におきましては、平成25年、26年度と継続で改修した市役所庁舎免震・補強工事も事故なく終了し、今後も小千谷市の行政事務、防災の拠点として市民の皆様に安心した行政サービスを提供できるものと期待しております。   次に、教育体験旅行の受け入れは、平成25年度より人数が3,000人台に膨らみ、加えて平成26年度より新たにフレンドシップスクールの導入も図られております。受け入れの増加は喜ばしいことであり、担当課の御努力を評価しております。ただ、人数の増加に心血を注ぐことを最大の目的とすることなく、小千谷の文化、歴史、風土といったものを民間レベルでの発信を含め、都市との交流を行政が橋渡しをすることによりさらに発展することをこれからも大いに期待するところです。ただし、行き過ぎたおもてなしが助長しないよう、十分な配慮、法令遵守も忘れずに指導いただきますよう、一言つけ加えさせていただきます。   平成26年度に開校いたしました小千谷総合支援学校については、関係者の悲願であり、県内における特別支援学校の空白区域が解消し、小千谷の子供を小千谷で育てるという基本的な願いに基づいた教育が可能となりました。本当に喜ばしいことと感謝しております。今後は、小千谷市地域自立支援協議会や行政も協力して就労支援を行っていくことが求められていくことになります。   次に、幾多の艱難辛苦、紆余曲折があった中で、小千谷市が旗振り役、また仲人役として進めてまいりました新病院が昨年11月に起工し、現在急ピッチで施工されております。これまでの関係者の御尽力に心より敬意を表します。谷井前市長から引き継がれた全国的にも類を見ないこの事業は、多くの市民の願いであり、新病院にかける思いは非常に大きなものであると心得ます。平成28年10月の開院予定がずれ込むことのないよう、周辺整備も含めこれからもしっかりとしたつなぎ役を期待しております。   さて、中越大地震から11年が経過しようとしております。復興の象徴として、また中山間地の産業の維持と振興という側面を持ち、平成26年10月23日、震災の日に錦鯉が小千谷市、長岡市両市の市の魚として制定されました。ワールドワイドに発信することによる産業の一つとして、さらなる交流人口の加速増加につながるものと信じております。約200年の歴史と文化を国内外に発信するとともに復興への思いをさらに強く受けとめ、憧憬される小千谷市の宝となることを願っております。   決算審査を通じ、今後もより一層の経費の合理化、効率化に努め、また各基金を有効に活用し、さらなる市民への行政サービスに努められることを期待しております。連合審査で各委員からの質疑や監査委員による意見書の指摘事項をしっかりと受けとめていただき、後年度の予算編成、執行に十分生かしていただくことを付して、平成26年度小千谷市一般会計歳入歳出決算について、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(久保田久栄君) ほかに討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。   暫時休憩いたします。午前11時03分  休憩            午前11時20分  開議 ○議長(久保田久栄君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。   これより採決を行います。   まず、議案第40号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第41号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第42号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第43号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第46号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、議案第46号は認定すべきものと決しました。   次に、議案第51号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第51号は認定すべきものと決しました。   次に、議案第52号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決及び認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第52号は原案可決及び認定すべきものと決しました。   次に、議案第53号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決及び認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第53号は原案可決及び認定すべきものと決しました。   次に、議案第54号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決及び認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第54号は原案可決及び認定すべきものと決しました。                     ◇◇◇ △日程第12 議案第44号 平成27年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第13 議案第45号 平成27年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第14 議案第47号 平成26年度小千谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △日程第15 議案第48号 平成26年度小千谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について △日程第16 議案第49号 平成26年度小千谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △日程第17 議案第50号 平成26年度小千谷市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について……以上6件一括上程 ○議長(久保田久栄君) 日程第12、議案第44号から日程第17、議案第50号までの以上6件を一括して議題といたします。   本6件に関して民生産業委員長の報告を求めます。   久保田陽一君。               〔11番 久保田陽一君 登壇〕 ◆11番(久保田陽一君) 民生産業委員会委員長報告を行います。   去る8月31日の本会議において、民生産業委員会に付託されました議案第44号、議案第45号、議案第47号から議案第50号までの以上6件につきまして、本委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。   本委員会は、9月4日に開催し、関係課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。   まず、議案第44号 平成27年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。   審査の過程では、質疑、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第45号 平成27年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。   審査の過程では、質疑、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第47号 平成26年度小千谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。   審査の過程では、特定健康診査等事業の成果と一般会計との区分について、メタボリックシンドロームの診断基準の見直し要請について、ジェネリック医薬品普及による医療費の動向及びPRについて、出産育児一時金の金額と出生数について、不納欠損額の増加理由について、生活保護受給者の保険税減免について、療養給付費等交付金の減額理由について、収納率低下の理由と向上への取り組みについて、保険税一部納入よる時効停止について、介護保険料滞納との連動について、短期被保険者証及び被保険者資格証明書発行の実績と近年の傾向について、被保険者資格証明書発行者の生活保護基準との比較について、無所得世帯の割合、加入者の平均年齢について、生活困窮者自立支援制度などとの連携や活用について、小千谷市民の健康寿命について、国庫支出金の増額理由について、払いたくても払えない人への庁内、関係機関連携について質疑がありました。   意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく認定すべきものと決しました。   次に、議案第48号 平成26年度小千谷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。   審査の過程では、施設介護サービス費用及び給付費について、介護サービス利用の給付上限額について、虐待の定義と発見の取り組みについて、介護認定審査会と認定調査の回数及び再審査の申請数について、居宅介護と施設介護、どちらを重視するか及び要望傾向の実態について、介護職員の確保について、特定入所者介護サービス利用について、介護サービス費用と利用率について、居宅サービス利用数減少の理由について、地域包括支援センターの現状と分析について、認知症予防と市民への基礎知識普及の取り組みについて、介護保険制度以外の支援制度の実態について質疑がありました。   意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく認定すべきものと決しました。   次に、議案第49号 平成26年度小千谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。   審査の過程では、健康診査の受診率と向上への取り組みについて質疑がありました。   意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく認定すべきものと決しました。   次に、議案第50号 平成26年度小千谷市工業団地事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。   審査の過程では、残地の場所、分譲単価、照会の有無について、新規工業団地造成事業の検討について、造成事業実施に係る特別会計と土地開発公社の検討について、新規造成の開発規模について、総合戦略に基づく団地造成について、分譲を促進するための営業活動について質疑がありました。   意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく認定すべきものと決しました。   以上で民生産業委員会に付託されました議案6件について委員長報告を終わります。不足の点につきましては、委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(久保田久栄君) 委員長報告に対して補足説明はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、発言を許します。   7番内山博志君。               〔7番 内山博志君 登壇〕 ◆7番(内山博志君) 私は、議案第47号 平成26年度小千谷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、そして第48号、小千谷市介護保険特別会計歳入歳出決算、そして第49号、小千谷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に反対の立場で討論いたします。   国民健康保険は、市民の健康を守るために医療を保障する制度であります。しかし、1980年ごろには50%であった国の支出金をどんどん減らし、今や25%程度になっています。このことが払いたくても払えないほどの負担になって市民を苦しめています。私たちの行った市民アンケートでも、国保税等の引き下げが要望の第1番でした。国保税が高過ぎる、引き下げてほしいという悲痛な声がたくさん寄せられておりました。国民健康保険は、いずれ誰もが加入しなければなりません。所得の少ない人がたくさん加入しています。高齢者で体のぐあいの悪い人が多く加入しております。若い人たちとは違います。こんなときこそ小千谷市が一般会計から国保会計に繰り入れるなど市民の負担を軽くすることが求められていると思いますが、その姿勢が今の小千谷市には残念ながら見られません。財源は、40億円を超える財政調整基金を使えば十分可能であります。1億円弱の繰り入れで1人1万円程度の保険料の引き下げは可能であります。   介護保険も、多くの方が保険料を安くしてほしいと願っております。やっと保険料を払っても待機者がいてすぐには特養ホームに入れない。いざ入所が決まっても高くて利用しにくい。昨年の介護保険制度の改定で新規に特養ホームに入所しようと思っても、今度は介護度3以上でなければ入れません。ホテルコストも負担がふえるでしょう。訪問、通所介護を市が取り組む地域支援事業に移行され、現場でもこれから苦悩していくというふうに思います。このような制度は、社会保障、社会福祉制度としては人間を大切にしているとは思えません。小千谷市として限界はあると思いますが、もっとこのところに手厚い支援が必要と考えます。   後期高齢者医療制度については、年齢によって区分けをし、差別し、世代間同士を反目させる全く社会保障制度とは言えない制度だと思います。保険料も年金から天引きで、少ない年金がまた減ったと嘆く高齢者をよく聞きます。このような制度は、私は廃止すべきだと考えます。   以上の理由からこの決算に反対をいたします。   以上です。 ○議長(久保田久栄君) ほかに討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   まず、議案第44号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第45号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第47号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、議案第47号は認定すべきものと決しました。   次に、議案第48号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、議案第48号は認定すべきものと決しました。   次に、議案第49号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、議案第49号は認定すべきものと決しました。   次に、議案第50号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第50号は認定すべきものと決しました。                     ◇◇◇ △日程第18 発議案第6号 学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書 ○議長(久保田久栄君) 日程第18、発議案第6号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   阿部正行君。               〔10番 阿部正行君 登壇〕 ◆10番(阿部正行君) それでは、学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書について説明をいたします。   本文に入ります前に、若干説明を加えさせていただきたいと思います。私が言うまでもなく、あくまでも教育というのは、小千谷市、それから新潟県、はたまた日本をつくる礎になると私は考えております。そのことは、憲法にも、それから教育基本法にも、また学校教育法にもちゃんと認められていますし、また私立学校法ではその自主性を特に求めています。   その中で、県内の高校生、約6万人ぐらいいるのですけれども、私立高等学校に通っている生徒はおよそ21%、1万2,000人が通っております。ただ、それにしても公費として学費が助成されているものに関しては、公立に対して私立高校はおよそ46%の学費助成がなされております。しか実際ないことが事実でございます。   そういう中で、私立学校に通っている生徒もいるのですけれども、実際のところ学費滞納者の問題もありまして、世帯の収入によってもちろん補助金は違ってくるのですが、3カ月間滞納していて、その生徒の数というのは私立学校に通っている子供たちの約2%。それがまた退学理由になっているということになっております。   また、教育条件の格差についても、私立高校は公立高校の教職員約75%しか実際有していないことも事実でございます。そういう中で、やはりこの私立学校に対して私学助成を進めていかなくてはいけないと、そういう思いでこの意見書を作成してみました。   それでは、本文に移ります。読み上げますので、よろしくお願いしたいと思います。   学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書。   全国では3割、新潟県では2割の高校生が私立高校で学んでおり、私立高校は公教育に大きな役割を担っています。   平成22年度より公立高校の授業料無償化が実現し、平成26年度入学生から年収910万円以上の世帯は学費負担が発生することになりましたが、年間約12万円の学費負担にとどまっています。一方、私立高校では世帯収入により授業料の一部を補う就学支援金と自治体独自の学費軽減制度で一定に学費負担が軽減されていますが、入学金を含む初年度納付金は全国平均約72万円、これは平成26年度なのですけれども、就学支援金を差し引いても約60万円の学費負担がなお残されています。   憲法及び教育基本法は「教育の機会均等」をうたっていますが、私立高校生保護者は公立高校に比べて高額な学費負担をしなければならないことは、これらの法に照らしても憂慮すべき状況です。   以上のように、私立高校は学費と教育条件において公立との格差が生じています。こうした状況を是正するため、国及び県が責任を持って私学助成の増額・拡充を図るよう要望します。   以上、地方自治法第99条により意見書を提出します。   全員の賛同を得てこの意見書を提出したいと思いますので、よろしく賛同のほうお願いします。 ○議長(久保田久栄君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第6号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第6号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、発言を許します。   内山博志君。               〔7番 内山博志君 登壇〕 ◆7番(内山博志君) 発議案第6号 学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書に賛成の立場で討論いたします。   教育を受ける権利は、私立であろうが、公立であろうが同じです。そして、学校教育における私立高校の有する性質、役割は重要です。新潟県内の私立高校に通う生徒は、高校生全体の約20%です。小千谷市においても、市内の中学校卒業生で全日高校に在学している生徒数は、最近の調査で約990名、そのうち私立高校に進学し、在学している生徒数は、平成27年5月1日現在194名と県平均とほぼ同じ割合となっております。高校教育は、公立、私立の両輪によって成り立っております。   しかし、保護者の学校教育費の負担では、公私で大きな格差があります。最近のNHKの報道でも、非正規雇用者が雇用者全体の約4割にもなっており、20年間平均賃金が下がっている状況の中で、私立高校生の保護者への負担は重くのしかかっております。一刻も早く私学助成の増額、拡充を実現させるためにこの意見書に賛成し、討論といたします。   以上です。 ○議長(久保田久栄君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) これにて討論を終結いたします。   これより発議案第6号の採決を行います。   本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(久保田久栄君) 起立多数であります。   よって、発議案第6号は原案のとおり可決されました。   なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                     ◇◇◇ △日程第19 請願第3号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけ、私立高等学校への私学助成の増額・拡充を求める意見書」の採択に関する請願 ○議長(久保田久栄君) 日程第19、請願第3号を議題といたします。   本請願は、ただいま議決されました意見書と同趣旨のものでありますので、採択されたものとみなします。                     ◇◇◇ △日程第20 閉会中の継続調査の申し出について ○議長(久保田久栄君) 日程第20、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。   各位のお手元にその写しが配付されておりますが、総務文教委員長並びに民生産業委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。両常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久保田久栄君) 御異議なしと認めます。   よって、申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決しました。                     ◇◇◇ △市長挨拶 ○議長(久保田久栄君) 市長より御挨拶がありますので、この際発言を許します。   大塚市長。               〔市長 大塚昇一君 登壇〕 ◎市長(大塚昇一君) 平成27年市議会第3回定例会を去る8月31日に招集し、15議案について御審議をお願い申し上げましたところ、全ての議案について御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。   今議会では、平成26年度の各会計決算について御審議をいただきました。あわせて、財政健全化法に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率を報告させていただきました。一般会計の実質単年度収支において6年ぶりの赤字となりましたが、各比率に問題はなく、市民、議員各位の御理解のもとに健全な財政運営を進めてきた結果であると思っております。今後も審議の過程でいただきました御意見を十分に受けとめ、堅実な市政運営を進めてまいりたいと存じます。また、監査委員からいただきました御意見につきましても、十分意を尽くしてまいります。   さて、先週、関東、東北地方を襲いました記録的豪雨により、亡くなられた方々に対しまして、衷心より哀悼の意を表しますとともに被災された全ての方々にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧、復興を御祈念いたします。   市内のあちこちで稲穂が黄金色に輝く季節となり、本格的な稲刈り時期を迎えました。品質、収量ともに農家の皆様にとって満足のいく収穫となりますことを期待するところであります。市政も年度の後半を迎えます。引き続き御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに議員各位におかれましては健康に御留意され、ますます御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。                     ◇◇◇ ○議長(久保田久栄君) 以上で今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。   これにて平成27年度小千谷市議会第3回定例会を閉会いたします。 △午前11時51分閉会...